2017年9月4日(月)
悪天候続きで美味しい果物や野菜栽培が難しくなって来ました
昨年あたりから 天候が極端に不順に成り被害が目立つようになりました

50年に一度という被害が頻繁に起きるようになりました

トランプ大統領は 温暖化なんてでっちあげだと豪語していましたが 凄いハリケーンが上陸し100万人の家が被害に遭い10億円もの出費と共に一億円の私財を提供するとか……

昨年は 完熟をまっていた「サンふじ」が収穫前に寒波が到来、降雪まで!! リンゴが凍結被害を受け 市場に不足の事態となりました 
今年は長雨続きで日照不足でブドウの味は?? 高齢化も手伝って だんだん自信が持てなくなってきました

長年生きてきた訳ですが こんな事は初めてです  危ないので今年からは完熟サンふじ゛の生産は止めます と共に喜んでくれた大勢のお客さんを裏切ることになるのでネット販売は止めることに致しました この気持ちご理解ください
平年の8割り以下は痛いです
2017年8月9日(水)
複雑でわかりにくくなった気象

迷走台風の軌跡

最近の 世界的な気象が読めなくなってきました

昨年あたりから 迷走台風が発生するようになり 今年の5号台風は半月以上の
長寿台風?
になりました

温暖化で 海水温が場所によって間だらのため 進む方向を定められないとか…

日本近海へ来ても海水温が高いので以前のように弱まるどころか発達してしまいます

海水温が高いため海水面から蒸発する水蒸気が多いので豪雨が降り被害甚大です

地上の気温も38度は平気 熱中症多発 農作物にも被害が出ています

地球温暖化が原因と言われ始めて久しいですが 今まで異常気象とされていたのが恒常的になってきました 

少し専門的な話で恐縮ですが 経済優先の社会構造が儲からない山林を見捨ててしまったから豪雨で山ごと崩れてしまうのです 植林したままで放ってしまったから 治山治水出来なかったのです 生き物は生まれたまま放ってしまっら 一人前になれませんね

2017,7,30 (日)
袋かけをしています

ぶどうの1房1房づつの整形作業が、ようやく終わりの頃になりました 着色が始まってきました いちはやく鳥たちがついばみにやってきます

防鳥と 雨からの病気侵入を防ぐため袋を掛けます

ここ10日ばかりぐずついた天気で太陽が顔を出してくれません
気象庁は「戻り梅雨」なんて言っていますが毎日湿気っぽいです ぶどうの房の上にアマガエルがチョコンと止まっていました

水辺の動物でしょうが 余り湿気っぽいので 樹の上で乾かしていたのでしょうか

袋掛けが済めば9/中の完熟を待つばかりです

台風が例年より多く発生しているようで10号が発生しました
被害が出ないよう祈るばかりです

合成写真
2017年7月14日(金)

ぶどうの手入れをしているとき 一匹の細身のトンボが目の前へ止まりました
わー!!珍しい 最近はめっきり見なくなったのに こんちわー
!

田んぼの減反 河川のコンクリート化等で住処が減ってしまいトンボもカエルも随分減ってしまいました

近年 生態もはっきり把握できない外来生物が増えているように思います

昔は居なかった難防除の害虫がぶどうや桃類の樹皮に巣喰い樹が弱り枯れてしまいます

山の松の樹も松くい虫にやられ枯れますが 消毒も住民の反対で思うに任せられません

今問題になっている毒蟻ヒアリも広がってしまえば人や家畜、作物までも被害が発生し難防除のようです

外来生物が日本に来ても天敵がいないし とても良い気候なので増殖が容易のようです

貿易拡大は 私たちの生活は快適になるかも知れませんが 付随する招かざる動植物が 生態系を崩していくのであれば今は良くても禍根を残すことになります
赤首カミキリムシの幼虫
                                      

右図のように樹皮へ沢山入り込み
やがて樹を枯死させる
当農園のぶどうに被害多発
日本へ住み着い赤首カミキリムシ
2017年6月27日(火)
今年もタチアオイが咲き出しました
梅雨入りとなりましたが 今年の松本地方はカラ梅雨気味です

いつもの年と同じくリンゴ園の片隅の道路沿いにタチアオイの花が咲き出しました

ここは、通勤道路際なのですが ドライバーのひと時の憩いの足しになればと思っています

種をまいたわけでも植えたわけでもないですが、数年前に自然に生えてきたので大切に育てています

今のところ リンゴもぶどうも順調に生育中です( ^)o(^ )

鑑賞したお礼でしょうか? ジュースやビールの空き缶が散らばりますね !(^^)!
上の段まで咲くと梅雨明けになるそうです
2017年6月4日(日
リンゴの開花から一カ月たちました

開花1カ月のりんご、現在5ケの実を一つに摘果する作業が続いています

リンゴの花が咲き約1カ月たちました。順調に生育しています

数日前、天気が幾日も不安定で、夕立があり、ひょう害の出た地域がありましたが 当地域はヒョウには免れました

農作物は、自然災害にとても弱いものです。昨年の台風被害で、ポテトチップスの生産が減産し買えなくなったみたいですね
豪雨で流されてしまった畑は、肥沃に戻るのに何年か期間が必要です

アメリカでの地球温暖化対策からの離脱しました、地球の地下にある化石燃料を掘り出して燃やす人間の生き様、確かに温暖化が始まって影響が出始めているようです。

人間の体温だって1,5度も上がれば熱が出たと治療しますよね。
地球もそんな状態になってからでは遅いようです。早くみんなが気付いてほしいですね

農業に従事していると凄く良く解ります。重症にならないうちに皆の力で地球を守りたいものです

2017年5月2日(火)
りんご満開、間もなくです

リンゴ園へ設置のミツバチの巣箱

リンゴの花が、例年に比べ数日遅れで咲きだしました

開花数日の
受粉で、今年の作柄が決まってしまいます。

そのため、養蜂屋さんから開花中のみ、ハチをお借りしてリンゴの受粉のお手伝いをしてもらいます

花の咲く果物は、開花時期の天候にその年の作柄が凄く左右されます。寒すぎると霜害、ハチも巣から飛び出しませんし、受粉してくれません。雨が降ると花粉が出ません。結構厳しいものです

リンゴの花には、沢山ミツが無いと聞きましたが、花粉は沢山あります花粉はハチの子の餌になります。蜜が取れれば一石二鳥というところです

リンゴの花は,他花受精と言って同じ品種間では受粉できません。他の品種の花粉で受粉できるのです

花粉をJAへ注文したら冷凍輸入したものと聞きびっくりしました

昔は、自分の家の花をとり開葯し花粉を採ったものですが、時代は変わりました

サンふじの花
2017,4,6
鹿児島のソメイヨシノが咲かないんだって?


ソメイヨシノの花
東京の桜の花見が見ごろというこの時期、鹿児島の暖かい地方でまだ咲いていないんだって!!??

桜は、バラ科で当園で栽培しているりんごもバラ科なんです

バラ科の樹は、冬期間ある一定の期間寒さに遭わないとしっかり休眠できず、花が咲けないのです

地球温暖化と言われ始めてまだ日が浅いと思うのに、もう日本でも 南の方からそんな影響が出ているのかの驚くとともに先々が心配するようになりました

健全な花が咲かないと結実できないのです

人間の活動で化石燃料の消費による地球の温暖化、自然現象なのか人為的なのか私には、専門分野ではないので言えませんが、果物作りをしながら 自然に接しているといろいろ感ずることが既に見受けられます

野良に、カエルやトンボがすごく減りました。雀も姿が少なくなりました 雨の降り方も南方のスコールみたいな時があり被害が増えました
 海の魚の分布も変わり漁業にも影響が出てきました

天候は万物の生長に凄い影響があります その、万物とは人間の命の源である「食料」の確保に凄く繋がることを心したほうがいいと思います

一時期に比べ 食品が口に入る前に凄くエネルギーを使うようになりました
ハウス加温で一年中夏の果物が食べられますし 海外から大きな船や飛行機で多大な燃料で輸入しています そして 冷やしたり温めたり、乾燥させたり、いつまでこのエネルギーが続くのか考えてみてもいいのではないでしょうか。 そしていつまでこの裕福さが続けられるのか  子々孫々の時代がが心配です


それにしても、世界情勢が嫌悪になってきましたね

 
リンゴの花も同じ仲間です
2017年2月18日(土)
技術向上の勉強会


悪天候でもみんな真剣
技術向上に意欲満々の生産者
今年の気象予報どうり暮れから寒い日が続いております
 
こんな寒い中、果物生産者は、いかに美味しい、消費者の皆様に喜ばれる果物を栽培できるかと、老若男女集まりJAの講習会に参加し勉強します。

毎年新しい情報にアンテナを高感度にして望まないと一年に一回の収穫ですから、皆真剣そのものです。

それにつけても、最近の地球規模の気象の変化は気掛かりです。
最近の情報では、北極の氷がいつになく大量に解けてしまい、地球規模で気流が変わり、天候異変が起こることを科学者は懸念しています。

もうすでに海の魚の分布の変化で漁獲にも影響し価格高騰の波が押し寄せ始めました 昨年秋の野菜不足は時ならぬ連日大雨の影響で、当農園も
ぶどうの裂果や サンふじの凍害で痛手を被りました。

技術は向上しても天候異変には勝てません。
2017年1月18日(水)
当今井地区の食育風景



 今井地区では、保育園から小学生が、地元農業生産に実習という形で関わっており、時々紹介してきましたが、この程、道の駅と小学校とがタイアップして、りんごジュースのラベル作りに励みました

毎年、りんごジュースは売られてきましたが、
小学生の可愛いラベルは初めてのこと みんな意欲的にやっているとのこと 人生は幼い時からいろいろ経験することは とても大切なことと思います

この,可愛いラベルが大勢の方々に愛され消費拡大に繋がれればと、各方面で期待されています



    地元新聞紙上より
2017年1月1日(日)
新しい年が明けました

国宝、松本城  (合成写真)


松本市郊外の「高ボッチ高原」はとても眺望が良いところで天気が良ければ
富士山まで視ることが出来ます。でもここは、静岡と糸魚川構造線である  
ため地震の巣と言われています
 昨年の果物作りには、春先の霜害そして夏の極暑、秋の台風等、とても自然災害の多い年でした。 今年は、どんな年になるのでしょうか。 皆様の、ご健勝お祈り申し上げます。 
              
  
                
平成29年 元旦  ぶどうとりんごの
「丸徳農園」